コンビニ限定のグリーンスムージーのダイエット効果と実際に飲んだ口コミ

コンビニ限定グリーンスムージーが今大人気!

健康ブームをきっかけに、今コンビニ限定のグリーンスムージーが若者をはじめ健康を意識した人にとても人気があります。

「セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン」など大手コンビニのPB(プライベート)ブランドをはじめ、飲料販売会社からも独自のグリーンスムージーが販売され、激しい販売競争が繰り広げられています。

しかし、実際のところダイエットや美容、健康に効果的かはよく分からない・・・という人も多いはず。

そこで、大手コンビニから販売されているスムージーの栄養成分を確かめながら実際に飲み、ダイエットの観点から検証してみました。

すると、「ダイエットには●●!」という驚きの事実が判明!

コンビニスムージーのダイエット効果が知りたい人や、スムージー選びに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

※2017/07/13現在の商品情報を掲載・比較しています。



スムージーの共通の特徴

野菜ジュースとスムージーの違いとダイエット効果

そもそも、なぜコンビニスムージーは人気になったのでしょうか。

まずはスムージーの特徴や違いについてまとめてみました。


1.チルド飲料

缶や紙パックと違って、製造から流通・販売の過程まで、0度前後のチルド(冷却)状態で管理される加工飲料のこと。

賞味期限は短いものの、飲むときのフレッシュ感があり風味が損なわれにくいメリットがあるいので、手作りに近いスムージーを飲む体感があります。


2.飲みやすい

コンビニスムージーのほとんどは、口当たりがフルーツ風味です。

葉野菜の臭いがほとんど感じられず、飲みやすさ重視で開発されています。


3.種類が豊富

コンビニ各社は、独自のPB(プライベートブランド)グリーンスムージーを販売しているので、近くのコンビニを渡りあるけばいろいろな味が楽しめます。


野菜ジュースとの違い

特徴を見ていくとなんとなく、野菜ジュースにも似ているような気がしますよね。

ここでは、グリーンスムージーと野菜ジュースの違いについてご紹介します。

実は、グリーンスムージーには野菜ジュースには配合されていないこれらが含まれています。

  • 葉野菜の栄養素
  • 種類豊富な食物繊維
  • クロロフィル

それでは1つずつ見ていきましょう。


葉野菜がふくまれるメリット

葉野菜の葉の部分には、ダイエット効果や美肌効果がある栄養素が豊富に含まれています!

また、ビタミン(A・B・C・E群)、ミネラル、食物繊維などの栄養素が含まれているため、理想的なバランス食としてのメリットがあります。


食物繊維が豊富

野菜ジュースにはあまり含まれていない食物繊維は、血糖値の上昇をゆるやかにしたり、腸内環境を整える効果があります。

また、便通をよくしたりデトックス効果も期待することができます。


クロロフィルが含まれている

葉野菜に含まれるクロロフィル(緑色の色素)は、食物繊維と一緒にとると強力なデトックス効果を生みます。

日々の食生活で、体の中に蓄積した毒素を排出してくれる力を持っています。

さきほどお話しした「チルド飲料」というグリーンスムージーの製法も、野菜ジュースにはあまり適用されていません。

グリーンスムージーはフレッシュ感や風味が損なわれにくいため、野菜ジュースよりも手作りスムージー感や、飲み応えもあるのも大きな違いです。


ズバリ!【ダイエット効果】はありなし?

メリットの多いコンビニのグリーンスムージーですが、デメリットもあります。

それは本来のグリーンスムージーには期待できるダイエット効果についてです。

コンビニのスムージーは、飲みやすさを重点に開発されているので味は満足度の高いものが多いですが、

ダイエットには天敵ともいえる、糖質についてはほとんど考えられていないことがわかりました。

結論から言うと・・・


コンビニのグリーンスムージーはダイエットに向いていない!


脂肪のもととなる糖質はダイエットにとって大敵

スムージーを「おいしいから飲む」という理由ならば構いませんが、ダイエット目的、とくに短~中期的にダイエットを目指すのであれば、糖質の量をつねに意識する必要があります。

ダイエットの観点から、糖質が意識されていないものを毎日飲み続けてもダイエット効果は期待できません。

それどころか、糖質のとりすぎで太っちゃう・・・

コンビニスムージーの大きな欠点です。

糖質を意識したスムージーダイエットなら、粉末タイプのスムージーがおすすめ。

粉末スムージーはコンビニなどで市販されているものに比べて、低価格・低カロリーな上、糖質の量も少ないため、本気でダイエットを目指している人に選ばれています。

人気スムージーが気になる人は、おすすめランキングをぜひ参考にしてみてください。



ダイエット効果を意識するなら、糖質は1日60g~80gに抑える

糖質ダイエットの権威で、医師のゆうきゆう先生の著書「マンガで分かる肉体改造 糖質制限編」によると、ダイエットを行う場合1日の糖質摂取量は1日60g以下とされています。

理想は1日で60g以内!一食なら多くて10~20g
(2015年2月 少年画報社「マンガで分かる肉体改造 糖質制限編」31Pより引用)


わたしたちは普段の食生活から、1日300gほどの糖質をとっているそうです。

そりゃ痩せないわけですね。笑

例えば、「白米(茶碗1杯)の糖質=56g」これは角砂糖14個分の糖質です。

どんなに糖質制限をしている人でも、調味料や一部の野菜などで30gの糖質は食べているので、本気で痩せたいなら、本来ご飯を1杯食べただけで1日の目標糖質量はアウトなのです

私たちは日常だいたい300g前後の糖質を摂っているとされているわ。ご飯やそば、うどん、スパゲティー一杯で糖質50~60g。これを三食一杯ずつ食べるだけでも180g。
(2015年2月 少年画報社「マンガで分かる肉体改造 糖質制限編」32Pより引用)


本気でお腹とお尻をひっこめるなら、糖質の摂取量はかなりシビアに考えなければいけません。

ところが、それだけダイエット中は糖質を真剣に考えなくちゃいけないのに・・・

コンビニのグリーンスムージーは成分表示によると200mlに対し、20g~30gほど含まれている場合がほとんど。

少し大きめのシュークリーム1個分とほぼ変わらない量が配合されています。

中には糖質80gのコンビニスムージーもあるんです。

シュークリームをご飯にプラスして、毎日食べていても痩せる自信あります?って話なんです。

たしかにコンビニスムージーでも、ドロドロ感があり腹持ちが多少良いものもありますが、毎日の食事をそれだけですませるのは現実的にムリなわけです。

医師のゆうきゆう先生は、成功するダイエットの目安について著書でこう語っています。

食材100gに含まれている糖質量が5g以下ならOK。それ以上なら要注意。
(2015年2月 少年画報社「マンガで分かる肉体改造 糖質制限編」32Pより引用)

1杯当たり(200ml)の糖質を10g以下に抑えられたスムージーで、栄養素がとることができればダイエットがうまくいくように感じてきませんか?

実際にこの事実を知ってから、 糖質をかなり意識して商品を選ぶようになりましたが、体重計に乗るのが毎日楽しみになっているほど実感しています。


食品の成分表で糖質を見破る方法

いままで食べ物や飲み物を買う時に、商品の裏面をチェックするクセがついていないってことはありませんよね?

ビクッとしたら要注意ですよ!糖質は私たちが普段食べているあらゆる食品に含まれています。

糖質=パン・お米・麺だけと思ったら大間違いです。


糖質の見破り方
まずは商品の裏面栄養成分表示をチェックします。これはクセにしていきたいですね。

たとえば、ナチュラルローソンのグリーンスムージーの成分表↓

ローソンのグリーンスムージー成分表

一見、糖質という文字が見当たらないのでわかりにくいですが、実は炭水化物が糖質のことを指しているんです!

炭水化物=糖質+食物繊維

成分表示にといて、炭水化物というのは、糖質と食物繊維のことを表します。

なぜ一緒になっているのかというと、食物繊維の含有量が極端に少ない場合、炭水化物として記載してよいというルールがあります。

これは見落としてしまいそうですよね・・・

商品によっては、食物繊維が別表記になっていることがありますが、これは相当量の食物繊維が入っているという意味です。

また、糖質自体も別表記になっている場合がありますので、その場合はその分量を見ればよいですね。

つまり、この写真のローソングリーンスムージーには、ほぼ18.8gの糖質が含まれおり、食物繊維は微々たるものということになります。

次では、コンビニ各社のスムージーのレビューを添えて、どの銘柄にどれだけの糖質が含まれているか

各コンビニスムージーの糖質量とカロリーを比較してみました。

ダイエットに向いていないスムージーが一目でわかるので、必見です。



糖質量・カロリーを徹底比較!実際にスムージーを飲み比べてみた

さてここで、コンビニのグリーンスムージーを買いあさってきたので、レビューを混ぜながらご紹介。

糖質を意識してみると「こんなに入ってたの?」とびっくりするものも。

はたして、コンビニスムージーの糖質とカロリーヤバイのはどれ!?

いったいどのスムージーが痩せやすいのか?

ナチュラルローソン:グリーンスムージー

ローソンのグリーンスムージー
栄養成分表示 200gあたり
エネルギー 80kcal
炭水化物 18.8g
たんぱく質 0.8g
脂質 0.2g
ナトリウム 48mg

ナチュラルローソン:グリーンスムージーのレビュー

ローソンの限定スムージーは、とっても飲みやすいですね。

キウイの味が主体になっていて、グリーンくささはほとんどないのが特徴です。

少しとろみはありますが、味はジュースに近い感覚なので、初心者の方でも問題なく飲めます。


ナチュラルローソン:グリーンスムージーOff&Plus

ローソンのグリーンスムージーOffandPlus
栄養成分表示 200gあたり
エネルギー 40kcal
炭水化物 9.2g = 糖質5.8g + 食物繊維3.4g
たんぱく質 2.4g
脂質 0g
食塩相当量 0.3g

ナチュラルローソン:グリーンスムージーOff&Plusのレビュー

糖質オフというだけあって、確実に普通版よりも甘みは少ない。

その分、気持ち苦味があって、ドロドロ感はあるかも。決して飲みやすいわけではない。

糖質制限している方にとっては、むしろこちらがおすすめ。味は通常よりはおとるが、美味しい部類に入ると思う。


ファミリーマート:グリーンスムージー


栄養成分表示 200gあたり
エネルギー 88kcal
炭水化物 21.2g
たんぱく質 0.8g
脂質 0g
ナトリウム 68mg

ファミリーマート:グリーンスムージーのレビュー

味はほとんどリンゴが主体です。少しトロッとしたリンゴジュースに、 後味にすこしグリーン感がある程度でしょうか。

ものすごく飲みやすいので、女性は好きかも。他のコンビニと比べ賞味期限が短いのでその場で飲むのが良いですね。


Dole(ドール):スムージー グリーンブレンド


栄養成分表示 200gあたり
エネルギー 128kcal
炭水化物 29.2g
たんぱく質 1.2g
脂質 0.6g
ナトリウム 4mg
カリウム 426mg
ビタミンC 100mg

Dole(ドール):スムージー グリーンブレンドのレビュー

見た目が濃い色だったので、であまり期待していませんでした。

裏面を見ると甘味料っぽいのが入っていないのがすごくいい!のに、炭水化物多いのが残念・・・。

実際飲んでみるとすごく美味しい。 トロミがあって、バナナが主張してくる感じ。そのあとパインがふんわり香る。ドールだけにこの二種類が主張するかも笑。

バナナ系の飲み物好きなので、美味しかったです。当然ダイエットには不向き!


日本ルナ:ときめきカフェ グリーンスムージー


栄養成分表示 200gあたり
エネルギー 84kcal
炭水化物 26.9g = 糖質20.4g + 食物繊維 6.3g
たんぱく質 0.7g
脂質 0g
ナトリウム 237mg
フラクトオリゴ糖 1.2g

日本ルナ:ときめきカフェ グリーンスムージーのレビュー

すごく飲みやすい。 サラサラしてて、 フルーティな香りで女子に人気がありそう。

ただ、飲みやすいだけあって甘さが際立ってるのが問題。

甘いのがそこまで好きではない自分にとっては甘すぎるほどではないが、 ダイエット観点でいえば糖質量が気になるところ。


カゴメ:野菜生活100 グリーンスムージーMix


栄養成分表示 330gあたり
エネルギー 139kcal
炭水化物 35.6g =糖質31.8g + 食物繊維3.8g
たんぱく質 1.0g
脂質 0g
食塩相当量 0~0.5mg
カリウム 550mg
カルシウム 48mg
ビタミンK 0~4μg
葉酸 1~13μg

カゴメ:野菜生活100 グリーンスムージーMixのレビュー

野菜ジュースを飲む習慣がないわたしにとっては、野菜ジュースは飲まず嫌いのたぐい。

あまりイメージ的にはおいしそうには思えませんでした。 しかし飲んでみると、スッキリしている味。感覚としては、リンゴがつよいかなー。

しかし、酸味もしっかりあり、他の野菜感も強い。トロッとしていて、容量は他のスムージーと比べて330mlと多めなので腹持ちは良い感じ。コンビニで無添加で、葉酸もふくまれているスムージーが手に入るので、妊婦さんには嬉しいですね。 


カゴメ:GREENS グリーンスムージー


栄養成分表示 210mlあたり
エネルギー 93kcal
炭水化物 23.2g = 糖質21.5g + 食物繊維1.7g
たんぱく質 0.9g
脂質 0g
ナトリウム 15~63mg
カリウム 430mg
ビタミンC 5~21mg
ビタミンK 1~32μg

カゴメ:GREENS グリーンスムージーのレビュー

グッと鼻に付く青臭い匂いが・・・

基本フルーツベースの酸っぱさ。 飲みやすいけど、酸っぱさが苦手だった。

あらごしで、飲んでる感はあるので腹持ちは多少あるかも。添加物ないので、内容的には本物のグリーンスムージー。良薬口に苦しですかね。



【総評】コンビニ限定グリーンスムージーの驚くべき事実とは・・・

これまで、コンビニで購入できるスムージーについて、飲んだ口コミとカロリー、糖質量を比較してきました。

成分表を比較した結果、コンビニのグリーンスムージーは単価が高く、糖質は多いのが現状ということが分かりました。 これでは、痩せるどころか太ってしまう可能性も否めないレベルです。

商品イメージ 商品名 糖質量 カロリー 価格
ローソンのグリーンスムージーOff&Plusナチュラルローソン

グリーンスムージー
Off&Plus

5.8g

40kcal

198円

ローソンのグリーンスムージーナチュラルローソン

グリーンスムージー

18.8g

80kcal

178円

日本ルナのグリーンスムージー日本ルナ

ときめきカフェ
グリーンスムージー

20.4g

84kcal

183円

ファミマのグリーンスムージーファミリーマート

グリーンスムージー

21.2g

88kcal

178円

カゴメのグリーンスムージーカゴメ

GREENS
グリーンスムージー

21.5g

93kcal

213円

DoleのグリーンスムージーDole

スムージー
グリーンブレンド

29.2g

128kcal

192円

カゴメ

野菜生活100
Smoothie グリーンスムージーMix

31.8g

139kcal

178円


比較したスムージーの中で唯一、許容範囲内かなと感じたのは、ローソンのOff&Plusシリーズのものです。

糖質が5.8gでカロリーも40kcalなので、ダイエットへの悪影響はなさそうです。

スムージーを持参できない時や作る時間がない時は、ローソンのOff&Plusグリーンスムージーと糖質オフシリーズのコンビニパンとのセットがおすすめです。

ローソンのOff&Plusグリーンスムージーと糖質オフシリーズのコンビニパン

ただ、1つ大きなデメリットが・・・

ローソンの糖質オフのスムージーは、他のコンビニスムージーと比べて1杯200円と少々割高

30日間飲み続けると、なんと6,000円・・・

出費がかさんでお財布が悲鳴を上げそうですね。

今回色々なスムージーを飲んでみた結果、コンビニスムージーよりも、安くて糖質が低い粉末タイプのスムージーが1番だと思いました。

コンビニのスムージーはすごく飲みやすくて、美味しいものが多いのは事実です。

ただ、その美味しさだけに惑わされていると、グリーンスムージーを飲む本来の意味(ダイエット、健康維持、美容ケア)を見失ってしまうかもしれません。

とくに、女性の場合は体重コントロールで飲んでいる方も多いはず。

ダイエット目的でグリーンスムージーを飲むなら、コンビニのスムージーより粉末スムージーがおすすめ。

粉末タイプは、1杯あたりの価格も数十円~と安く、返金保証付きのスムージーもあるため人気があります。

気になる人はぜひチェックしてみてください。




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